変形菌を飼ってみたい
以前ぴこのハウスの屋根の上に、小さな謎のキノコがポコポコ大量に生えていたことがあったのですが、どうもキノコではなく変形菌(粘菌)の子実体のようでした。
変形菌はキノコとは違って、動き回ったりご飯を食べたりするようで、タッパーなどで育てることも出来るらしかったので、飼育してみたくなりました。
以前見つけたところを探し回ったのですが、全く見つからず残念な探索になったのですが、変形菌意外に苔やオオスカシバの幼虫を見つけたので、それらについて書いてみます。
見つからない変形菌と苔
変形菌は普段地中や朽ち木の中でバクテリアなどを食べているようですが、環境の変化に合わせて、状況が悪くなると子実体をだして胞子を飛ばすようです。
以前家で見つけたものは、棒の先っちょにオレンジ色の玉をさしたような、数ミリの子実体だったのですが、今日探してみたら影も形もありませんでした。
ハウスがかなりボロボロなので奥の方に潜り込んでいるのか、這ってどこかに行っちゃったのかわかりませんが、ちょっと残念です。
しばらく庭じゅうを歩き回って探してみたのですが、変形菌らしいものは見つからず、代わりに塀の上に生えたての綺麗な苔を見つけました。
色も綺麗でふさふさしていました。
長さは1ミリ前後しかないのですが、色んな所にちょろちょろ生えていて、雨が降った後だったので元気を出して生えてきたのかなぁ?と思ったりしました。
うちの庭に生えるコケは大体が明るい若葉色で、見ているとちょっと明るい気持ちになれます。
色んな種類があるのですが、特徴が無い物は種類の特定が難しいですね。
山際にある神社等では綺麗で大きな苔の固まりをよく見ますが、うちはピコの毛だらけなので、中々綺麗な苔は見られません。
なので、こういう生えたてで綺麗な苔を見つけられるとウキウキします。
あとは、クチナシの葉っぱが虫に食われていたので、よく探してみたらオオスカシバの幼虫がいました。
オオスカシバの幼虫
父が庭じゅう剪定してしまって、殆どの木がはだかんぼで最近庭に出てもすることが無くなって困っていました。
ところが、今日にわのクチナシを見ると新しく虫に食われている部分があって、周りをよくよく探してみると、葉っぱの裏にオオスカシバという蛾の幼虫が隠れていました。
アゲハチョウの幼虫と比べると幼虫はあまり好みではないのですが、成虫になると妖精の様な凄くカワイイ姿になります。
成体のオオスカシバはまん丸お目目でふわふわしていて、ホバリングしながら花の蜜をすいます。
スカシバという名前の通り翅は透明で、作り物のように綺麗です。
アゲハの幼虫が完全にいなくなってしまったので、庭に何もなくなって寂しかったのですが、このオオスカシバの幼虫がちゃんと大人になってくれたらうれしいです。
そんな1日でした。