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ハエトリグモを目で見て探す。
以前ハエトリグモの探し方を書いたのですが、草木をがさがさして探す方法でした。

あれから時間が経って、ぼくがハエトリグモを探す時は目で見て探す事の方が多いので、それについて書いてみます。
ハエトリグモのエサと住む環境を考えてみる。
わが家の庭周りに居るハエトリグモは多いもので言うと、モンシロコゲチャハエトリ、ヒトリコゲチャハエトリ、アリグモ、アオオビハエトリ、ミスジハエトリ、それぞれ一度しかみた事がないもので、ネコハエトリ、アダンソンハエトリ、イナズマハエトリが居ます。
ハエトリグモをエサから探す
コゲチャハエトリ各種やアリグモ、アオオビハエトリに関しては、探し方が以外に簡単で、2ミリほどの小さなアリを探せばその周りに居る事が多いです。写真を下に載せてみます。


これはどのハエトリグモもそのアリを食べるからなのですが、コゲチャハエトリとアリグモに関してはコバエや他の小さな虫も食べるので、そういった昆虫がいる場所を見つけて周りを探すのがいいです。
ハエトリグモを探す時には周りを見てそこに居る昆虫全般を見る事で、意外にハエトリグモ探しの近道になります。
昆虫の大きさや数、特に小さなコバエや蚊、それに準ずる生物を探してみると、どんな生物がいた所にこのハエトリグモが居た!っていう、経験が繰り返されると、いつの間にかここにはあのハエトリグモが居るな…って、少し楽しくなりますよ^^
ハエトリグモを場所から探す
場所に関しては、エサが居る場所に準じて居るのですが、日当たりと風通し等も影響します。
うちを例に挙げると、夏なら昼間に探すなら家の裏側の日影になる場所、特にコバエが寄りやすいお風呂の窓周りと、小さなダニや昆虫が多い壁際になります。今日見つけた涼しい裏口の木枠にいたモンシロコゲチャハエトリの写真を貼ってみます。

次に、お風呂の窓下にいたアリグモのメスです。

特にアリグモのメスはありにそっくりですが、アリではなくクモなので、糸を使ってぶら下がります。

野外で探す場合は、風通しのいい場所だったり少し湿り気のある田んぼや用水路の草がある場所等でエサになる生き物が居る場所を探せばハエトリグモを見つけやすいです。
ハエトリグモを見つけやすい時間帯
それから、今の時期(夏の気温が高すぎる日)は探す時間帯と場所も大事で、朝10時過ぎ位までと、夕方気温が少し下がって蚊が飛び出した頃に動いている事が多くて見つけやすいです。
少し涼しい春や秋は夜に気温が下がるので、日中日の当たる暖かい場所に出てくるので、夏とは探す場所がちょっと違って来ます。
参考になるかな…
他にもあるけど観察が一番大事。
どんな生き物を探す場合でも同じですが、どんな所に居るのか、なぜ居るのかが大事になります。
ぼくが巨大怪獣で人間が沢山居る所を探すなら、山や川などの自然が多い場所ではなく、ショッピングモール等に直行するのですが、それと同じようにハエトリグモにとってのショッピングモールのような場所を見つけられるようになると、ハエトリグモを探す事も、外に出る事も楽しくなりますよ。
そんな風に思います。