庭のアジサイと花と萼

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アジサイのイメージと花

紫陽花(アジサイ)といえば、雨が降る梅雨の時期・・・まさに今がシーズンですね。
今日は梅雨の影響で雨が降っていたのですが、庭にアジサイが咲いていたので写真を撮った。

P1020150

これは確かにアジサイなのだが、何だか頭の中でイメージするアジサイの花のイメージと違う気がする。

アジサイといえば、もっと大きい花がブーケのように沢山集まっているイメージなのだが・・・

これは周りにチョロチョロっとしか咲いていない。

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アジサイの種類

普段テレビやイラストで見ているアジサイは、紫陽花で写真の我が家のアジサイは額紫陽花という種類のアジサイになる。

本来の紫陽花の原種は日本の額紫陽花でそれをヨーロッパやアメリカで観賞用に品種改良したのが、テレビでよく見る大きな花が沢山咲いているセイヨウアジサイらしい。

我が家のアジサイは額紫陽花なので原種に近いか原種のアジサイなのだと思う。

アジサイの花と萼の違い

我が家のアジサイは小さいブロッコリーやカリフラワーのような花の周りに、大きな花が咲いている。

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しかしこれは全体が花ではなく、花と萼で出来ている。

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中央に玉のように密集して咲いているのが花です。

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そして、周りにポロポロと咲いているヒラヒラしたものは萼で、萼の中心にも小さな花が咲いています。

アジサイのマメ知識

額紫陽花の中央の花だけの固まりは受粉して実をつけるのだが、萼に咲いている花は実をつけない。

萼だけが密集して咲くタイプの品種改良された普段見ている紫陽花は、萼しかないので実をつけないようだ。

因みに、萼が無い花だけのアジサイもあるようだが、その花を見てアジサイと判断できる人がどれだけいるだろう?

アジサイの花の部分はブロッコリーやカリフラワーに似ていたので、「食べられないかなぁ・・・」と思ったのだが、アジサイの原種には毒があるので食べたりしてはいけない。

普段アジサイの花を萼だと思い込んでいる人の方が多いと思うので、コッソリ教えてあげると驚くかもしれない。

アジサイ名前の由来

額紫陽花は「萼」ではなく「額」紫陽花なのだが、アジサイの花の周りを額縁のように装飾花(萼)が囲むように彩っているかららしい。

なんだか思ってたのと違う気もするが、日本人らしい名前の付け方かもしれない。

アジサイは中国やヨーロッパなどからの渡来品のイメージが強いみたいだが、日本から世界に広まった植物なので、それを意識してみると少し印象が変わるかもしれない。

梅雨と紫陽花の組み合わせは素敵なのかもしれないが、私としては早く梅雨が明けてくれた方が嬉しい。

しかしどうしようもないので、梅雨の間は梅雨を楽しめたらと思う。


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