新しく解説する小規模作業所の見学に行った
普段個別に面談をお願いしているところが10月から小規模作業所を開くという事で、今日見学に行ってきました。
小規模作業所はB型作業所とも併用できる作業所で、家の外に出る切っ掛けとして使う人が多い印象です。
正式には地域活動支援センターⅢ型と呼ばれるようになったようですが、小規模作業所やⅢ型作業所と呼ぶこともありますし、その方が実際の内容に近い気がしますね。
作業内容としては簡単な木工と革細工をする予定らしかったのですが、作る物に関してはある程度意見を聞いて変えるようです。
ぼくも縫い物は好きですが、他にも裁縫が好きな人が居るようで、岡山県らしい材料としてジーンズ生地を使って何か作る事も考えてくれるようでした。
小規模作業所・地域活動支援センターⅢ型って?
小規模作業所はお給料は出るのですが、お金を稼ぐためではなく、どちらかというと家から出る切っ掛け作りが大きい場合が多いので、殆どお金はもらえません。
働いた分の手間賃が貰える程度なので、お金が欲しくて働くなら、最低賃金が支払われるA型作業所や一般就労が良いと思います。
ぼくみたいに普段家から出る切っ掛けが無いけど、外に出る切っ掛けが作りたい人は、一度考えてみると良いです。
フラッと行って作業したり、行って気分が乗らなければすぐに帰っても良い、居場所的な役割が強い場所なので、一般就労やA・B型作業所に行く前の練習として使う場所だと思います。
当然だけど合わなければさっさと辞める
A・B型作業所と同じなのですが、小規模作業所も合わないと感じたらさっさと辞められる場所なので、無理して通う必要もありません。
職員さんは鬱などの精神疾患や発達障害等障害の当事者では無い場合が殆どです。
人によっては通所者の状況を考えずに意見を押し付けてくる人が居たりするのですが、合わない人が居て通いたくないなら、ストレスをためて精神疾患になったり、悪化する前にさっさと辞めるのが良いです。
それでも通いたい理由がある場合は、その他の職員さんに相談して注意してもらったり、接点を持たないような対策を考えてもらいましょう。
それでも嫌な思いをすることが続くなら、やっぱりさっさと辞めてしまうのが良いです。
ギリギリまで我慢して、また家から出られなくなった人もポロポロ見てきました。
他人に対して何かを押し付けたりするのは駄目ですが、自分の行動に関しては自分勝手で良いんですから、難しいけど自分勝手になりましょう。
作業所をきっかけにしたい
見学に行った小規模作業所には時々通ってみようと思います。
ぼくは殆ど人に会わないひきこもりですが、外に出たくないわけでも、一人で居たいわけでもありません。
外に出るのが怖くて、人との関わりが怖くて、人との関わり方が分からないだけ。
外に出たいし、お話しできる友達も欲しいです。
この作業所に行くことをきっかけに、何か生活に変化が出たり、話せるような友達が出来たらなぁと淡い期待をして、ほんの少し頑張ってみます。
見学で知らない人に会って少し疲れたようで、気持ちが落ち込んでいますが、少しお休みしてから、ほんの少し進んでみます。
大きなきっかけは無理でも、ほんの少しの小さな切っ掛けは自分で作れるみたいですよ。
そんな感じです。