ドングリ(椎の実)ひろいに行きました。食べれるしひろうのは楽しいですよ

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秋のどんぐり拾いに行きました

毎年秋になるとどんぐりを拾いに行くのですが、どんぐり(シイの実)は簡単に食べられるし、見るのも拾うのも意外に楽しくておすすめです。

ただ、どのどんぐりも食べられるのですが、アクが強い種類のものはそのままだと渋いので、注意しないといけないです。

秋になると色んな所にコソコソとドングリを拾いに出かけるのですが、今日は近くの神社に行ってみました。

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こんな感じの場所です。
まわりは家だらけな住宅地の中にある普通の神社ですね。

どんなどんぐりが食べれるの?

どのどんぐりでも食べられるのですが、お手軽に食べられるのはアクが少ない椎の木のどんぐりです。

今日僕が拾いに行ったのも椎の木のどんぐりだったので写真を撮ってみました。

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街中でも色んな所で見つける事ができる、長細い形の普通のどんぐりですよね。

椎の木は神社の周りや公園なんかなら、田舎でも都会でも色んな所に植えられていると思います。
うちの近所だと街路樹として植えられているところもあるので、山ほど拾う事ができます。

このドングリみたいに長細い形をしていたら大体椎の実なので、興味があったら探してみてください。

因みに食べられないドングリは、丸っこい形の大きいどんぐりと小さいどんぐりです。

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丸いドングリはまだ拾いに行っていないので、去年拾ってとっておいたものです。
上の写真みたいなドングリは灰汁が強いので、食べようと思ったらアク抜きしないといけません。

アク抜きは面倒なので、よっぽど大量に拾ってクッキーなんかにでもする予定があるか、強いこだわりが無いならおすすめしません。

椎の実の簡単な食べ方

椎の実はアクが殆ど無くて簡単に食べられるので、食べ方も書いてみます。

おすすめの食べ方は、フライパンで数十秒~1分前後コロコロ煎って食べるのが簡単だしおすすめです。

その次がレンジでチンして食べる方法なのですが、そのままチンすると破裂しちゃうので、ラップにしっかり包むか、紙の封筒に入れてチンするとレンジが汚れません。

チンする時間は10秒~20秒くらいで良いと思います。

10秒過ぎくらいに破裂するので、破裂したらもう食べられると思って大丈夫です。
ぼくは怖くて火が使えないのでラップに包んでチンして食べました。

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シイの実なら生でも食べられるみたいですが、火を通した方が安心できるので、煎るかチンして食べてみてください。

味は干した栗のような味で、苦みは無くて甘みもあんまりありません。
ナッツのように木の実の味が楽しめるので、自分で採ったものを食べる楽しさを味わいたいなら一度チャレンジしてみてください。

どんぐりには虫の幼虫が入っている事があるのですが、皮を剥けば虫がいるかどうかは分かるので、嫌ならポイしちゃいましょう。

因みに、火を通してそのまま食べちゃう人も居るので、試してみたい人は自己責任で食べてみるのもありかと思います。

どんぐりから出てくる虫の正体・ドングリゾウムシのお話

ドングリゾウムシって知ってますか?

どんぐりから出てくるちっちゃいカブトムシの幼虫みたいなのが、ドングリゾウムシの幼虫です。

成虫は1~2ミリでカブトムシみたいに角があってかわいい見た目をしています。

ぼくは子供の頃は虫が好きだったので、ドングリゾウムシの成虫を探してどんぐりを拾いまくったのですが、大人になってからは虫が入っている物は拾ったときに捨ててしまうので、全く遭遇し無くなりました。

どんぐりに虫が入っているかどうかは表面の穴を確認するか、どんぐりを振ってみて音を聴く事、それから水に浮かせてみると大体わかります。

ドングリゾウムシはどんぐりが成長しきる前に、どんぐりの表面に小さな穴を開けて卵を産みます。

見てもわからない程の穴だし、どんぐりが成長するときに穴は閉じてしまいます。
どんぐりの中でドングリのカラに守られながら、どんぐりの実を食べて、ゾウムシはスクスク育って、実が落ちる頃に殻を破って外に出て行きます。

大きな穴が開いているドングリは、成虫になって出て行くときか異変を感じて外に出た幼虫が開けたものです。

中に虫が入っているかどうか見分けるための穴は、シャーペンの芯でつついた様な小さな黒い点があります。
小さな点だし汚れなんかと見分けがつきにくい時には、振ってみて音を聴いてみると良いです。

虫が中に入っていると、どんぐりの成長と一緒に虫も成長して、中が虫と虫のフンでいっぱいになります。
フンは砂粒みたいでフワフワしているので、振ると違和感を感じるか、空間があればコロコロ中で何かが転がる感覚はあるのに音がしなかったりします。

実自体が殻より少し小さかったりするのでふると音がする事があるのですが、虫が居ないならコロコロ音がします。

あとは、水に浮かぶ物は中に空間があるので、実が縮んでいるか虫が入っていて空気が入っているので、要注意です。

逆にゾウムシを探したいなら、上の注意点を意識したら探しやすいと思います。

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どんぐり拾いは色んな意味でおすすめです

どんぐりは食べても良いし、綺麗に洗ってとっておけば眺めても楽しいです。

紐を編んでどんぐりを包んでストラップにしたり、アクセサリーにも使えますよ。

大人になったらドングリ拾いなんてする機会が無いと思います。
でも、何も考えずにドングリを拾ってみると、子供の頃の気持ちを思い出して何だか楽しいですよ。

食べるために拾うのも良いし、ただ楽しく拾っても良いし、子供がいるならドングリのアクセサリーを作ったり、一緒に食べてみると季節も感じられるしいい経験になりますよ。

どんぐりを拾った後に親子で遊んでみたり、食べ方だったりがのっているので、こんな本も面白いかもしれません。

ただ、やっぱりぼくの一番のおすすめは、ただ拾って楽しむことです。

そんな感じ。