アドリブが上手くなりたいなら大きな音を出しましょう。アドリブなんて簡単ですよ

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アドリブセッション まずは音を出しなさい

「ギターでアドリブしたいから教えてほしい」と言われたので、人にアドリブの仕方を教えたのですが、その人は自分が下手な事を怖がって殆ど音をだしません。

まずは音を出さない事には上手くなるわけがありません。

まずはフレーズやテクニック云々じゃなくて音を出しましょう。

大きな音を出しなさい!

自分のアドリブが下手だからとか、アドリブ出来ないからって、人前で音を出さなかったら上手くなりません。

下手だからこそ大きな音を出さないと上手くはならないですよ?

3年前ぼくがギターを始めたきっかけになった人が、アドリブセッションしたいというのでちょこちょこ教えているのですが、2人で練習している時にも自分の音を聞かれる事を怖がります。

「一人で練習している時は上手くできる気がするのに、人前だと面白い音が出せないなぁ?」という人は大体音が出ていません

下手でもまずはフルピッキングしてみて音を出しましょう。

大きな音を出すだけで幅が広がります

小さな音しか出ていないっていう事は、ピッキングが凄く弱いという事なので、当然音の伸びも悪いですし、チョーキングもビブラートもすぐ音が切れるし音の波が作れません。

フレーズ云々も似たようなもので、いくら音を並べても音の強さが同じでずっとのっぺりしていたら、どんなに沢山のフレーズを知っていても下手にしか聞こえません。

音の並べ方をたくさん知っている事よりも、同じフレーズをピッキングの強弱で違ったフレーズに聞かせることの方がずっと大切です。

そもそも音が出ていなかったら、テクニックもフレーズも意味が無いです。

下手だなんて気にする事ないんです

ぼくはギターが下手です。
多分自分のギターを上手いと感じる事は一生無いでしょう。

スタジオのセッションに行くと、ものすごく巧い人や、もとプロのスタジオミュージシャンの人が何人もいるのですが、皆さん自分は下手だと言います。

コードが弾けない人から見れば、コードが弾ける人は巧く見えるのと同じで、皆自分より上手い人を基準に見ているので、下手に感じる事は当たり前なんですよ

一緒にギターを弾いていて自分のギターに自信が無くて音を出さない人は、「自分は下手だから」とか「弾けないから恥ずかしい」って言いますが、そんな人はぼくが見て聞いていてちゃんと弾けているのに、なぜか自信が無いんですよね。

もっと下手なんて当たり前!っていう自信を持てば、サクサク色んな事ができるようになるし、アドリブセッションなんてするだけなら簡単ですよ。

音を出さないから強弱が付けられなくて、自分で下手にしか聞こえないんだと思います。

とりあえずフレーズやテクニックは置いといて、ピッキングに強弱をつけれるように、音を出しましょう。

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セッションは楽しいですよ 下手でも楽しみましょう

アドリブセッションが出来るようになると、楽器は一気に楽しくなります。
人と一緒に楽器を弾けると、とても楽しいですよ。

自信が無くて音が出ていない人は、自分の音も人の音も、音の強弱を意識しながら聞いてみてください。

音の強弱だけでありふれたフレーズが凄く面白かったり、かっこよく聞こえる事に気づけるはずです。

小さな弱々しい音はそれ以上弱くは出来ないので、強く大きく出すしかないんです。
大きく強い音を出せば、弱い音や小さな音も選んで使えるようになります。

同じ音でも弱・中・強と音を使い分けるだけでパターンは無限に広がります。

強い音を出せるようになれば、音の伸び(サステイン)も当然良くなります。
それにチョーキングやビブラートを組み合わせれば、サステインはより伸びますし、同じフレーズでも色んな表情を持たせることができるようになります。

まずは大きな強い音を出してみてください。
きっとギターが楽しくなります。

そんな感じ。