障害年金申請のための聞き取りと、ぼくが受動型ASDとして出来ない事。

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出来ない事が分からない。できる事が分からない。

ぼくは受動型ASD(発達障害の1名称)なのですが、はっきり言って自分が出来る事も出来ない事もわかりません。

年金申請のための聞き取りを進めてもらっている中で、それで困る事がものすごく増えてきたので、ぼくが感じている事を書いてみます。

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障害年金申請と出来ない事

年金申請の為に、お医者さんが9ヶ月程聞き取りを続けてくれているのですが、ぼくは自分の気持ちや思っている事を言葉に置き換えるところに問題があるので、中々話が進みません。

ブログだと、気持ちなどを置き換えることなくそのまま文字にしているので平気なのですが、説明できない部分が変な擬音などに置き換わっていることが多々あります。

そもそも大して伝える気が無いので、もにゃっとした感じ!とか、ふわっとした気持ちとか、モシャモシャする感じ・・・とか、感じている事を上手く置き換えられなくて、そのまま文字にしてしまいます。

それと、障害年金を申請するにあたって、何が出来て何が出来ないかという部分が大切になってくるのですが、ぼくは何が出来て何が出来ないのかわかりません

怖い物も多すぎるし、色んなことの管理が出来ないので一人で生活できないのは確実なのですが、それを細かく分解して説明しようとすると、何が出来ていないのかわかりません。

ぼくの普通は世間の普通と違う事は自分でわかっているのですが、そのずれが具体的にどの部分なのかは自分ではっきりとは自覚できません。

短期記憶が致命的だとか、明らかな部分は自覚できるのですが、嗅覚過敏とか聴覚過敏とか、他人と比較できない自分では当たり前で普通だったことに関する異常は、自分では気づけません。

セルフネグレクトもそうです。

元々掃除は出来ないのであれですが、ぼくはきつくなってくると、食事関連が駄目になるのと、トイレにもいかなくなって、何日もお風呂に入れず、そのあいだは服も着替えられなくなってしまうのですが、「それはセルフネグレクトです!」と言われるまでは何ともないただの日常でした。

そういったことは、一人でだらだら生活している分には”ただの普通”なので、生活に何の支障もきたしませんが、それは”出来ない事”に分類されるんだと最近知りました。

自分の日常の普通が、どれが世間的に普通じゃないのかわからないなりに判断して、さらにそれを伝えるとなると、ぼくにはとても大きな壁となって今目の前に立ちはだかっている感じです。

まとめ

通るかどうか知りませんが、ぼくの場合、障害年金は”発達障害”で申請するようです。

ぼくは申請までが特別長い方だと思いますが・・・
まだしばらくは聞き取りが続きそうです。

とりあえず通っても通らなくても、申請が終わってくれたら僕としては気が楽になります。

そんな風に思いました。