報連相とブラック企業。

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報告・連絡・相談の義務化

何かあるごとに上司への報告連絡相談を徹底しろ!っていう企業はブラックだと思う。

でも、それが普通になっているのが日本な訳で・・・日本は国としてブラック企業を作っていこう!っていう方針なのかな?と思ってしまうことがある。

報連相については、就職活動の時期だったり、4月の親友社員が入る時期にニュースなどでもよく取り上げられているのを見る。

ただ、もともとの報連相の使い方ではなく、ブラックにしましょう!っていうパワハラが正しい!と伝えているので不思議に思う。

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報・連・相の意味と使い方

元々報・連・相は、「上司が部下に報告・連絡・相談を徹底しろ!」と強制するものではなく、「部下や新入社員でも、上司に報告・連絡・相談しやすい環境を作りましょう!」っていう、企業や上司側の頑張りを促す言葉なのに、上の立場に立つ人が楽をするようにひっくり返ってる。

例えば、「報連相を徹底しろ!」と言われた時に、「報連相はそういう使い方じゃなくて、企業側が頑張って報告連絡相談しやすい環境を作ろうっていう言葉ですよ?」と言ってみたとして、「うるさい!」とか、「若い奴が報連相を徹底しないからこうなってるんだ!」と言われた場合、そもそもの報連相は崩壊していて、思った事や感じたことを言うと怒鳴られて否定されるパワハラが蔓延する、報告連絡相談しにくい環境になっているわけです。

自分で報連相出来ない環境を作っておいて、「報連相を徹底しろ!」って、日本人だと馴染んでいるからおかしく感じない人も多いのかもしれませんが、それがきっかけで新入社員が何も言えなくて、無理をして死んでしまうブラック企業が始まるんじゃないのかな?

わが家はブラック企業

ぼくは無職で家に引きこもっていますが、我が家は典型的なブラック企業と同じ構造をしています。

父は定年でずっと家に居るのですが、それまでずっと人の上に立っていたことも災いして、自分が常に正しい!という人で、自分が出来ない事を人にさせても当たり前だと思っていて、「ありがとう」とか感謝したりしません。

自分が出来ない事だったり面倒な事を人にさせるのですが、自分が出来ない事が相手も出来ない事があるとか、自分が面倒なことは人だって面倒だとは思わないようで、ぼくが出来なかった時に「何でそのくらいのことが出来ないんだ!」とか、「そのくらい我慢してやれ!」というので不思議です。

ぼくは鬱もちなので、辛くて体が動かない事だったり、苦しくて頭が働かない時があるのですが、そんな時でもお構いなしでした。

ブラック企業の社員さんが自殺しているのをニュースで見ると、「何で辞めないのかな?」と不思議に思っていたのですが、辞める事を考える余裕もない状態だったり、「自分の辛さを周りに知ってもらうには死ぬしかない」と思ってしまう環境だったんだろうなと思うようになりました。

辛いし苦しいと言葉でいくら伝えても、全く伝わらないどころか、お前の我慢が足りない!とか、否定されるような状態が長く続くと、「言葉でいくら伝えても伝わらないから、死ねば苦しかったことだけは伝わるのかな?」とふと思ってしまうんだと思います。

ぼくも去年の年末そうだったので、初めて「人はこういう感覚になると死んでしまうのかな?」と思ってしまいました。

ぼくは死んでも”楽になる”とは思わない人なので、もしかすると「死んだら楽になる」と口にする人より、そうじゃない我慢している人の方が死に近いのかもしれないのかな?と。

そんな風に思いました。


コメント

  1. 釈圭優 より:

    ブラック企業って、報連相をしても怒られ(「いちいち報告とか連絡とかいらん、相談せず自分で考えろ」とか)しなくても怒られる(「何で報連相しなかった!?」とか)ので理不尽ですが、僕はして怒られるほうがマシだと思います。社会人の基本なので。

    • ぴろ より:

      あなたが上の立場になった時に、されて嫌だったことをしなければいいだけだと思います。
      怒るのと八つ当たりは違うと思うんですけど、あなたがされているのは八つ当たりの方だと思うので・・・