父が怖い
ぼくは父が怖いです。
鬱できつい時にいつも「お前が悪い!」と責められたので、全てぼくが悪いんだと思って辛い事をいつも我慢して自分を否定していたのですが、発達障害の支援者さんに会ってから、「それはお父さんが悪いんです!あなたは悪くありません!」と言われて、父が本や漫画に出てくるような普通の親ではないと知りました。
ずっと父が怖くて今は避けています。
最近ツイッターを見ていて、そういう否定したり見下したりしかしない親の事を毒親という事を知りました。
一瞬で潰されてしまう自分
年末凄く辛くて体も動かない中、父の年賀状の作成やら、ぼくは電話も話すことも怖いのに無理やり知らない人と電話をさせられて、「ぼくが辛くて動けないって言っていても、無理やり自分が楽をするための作業はやらせるし、”そのくらいのことも出来ないのか!”とか”少しくらい我慢しろ!”と言われて、ぼくは苦しくてしょうがなくて動けなかったのに、それって”そのくらいの事”なのか・・・、無理をして手伝った結果怒られるのか・・・苦しいし苦しさを言葉でいくら伝えても”そのくらい”の事にしかならない、辛さや苦しさを伝えるためにはもう死ぬしかないのかな・・・」と自分ではどうしようもなくなりました。
去年の夏頃から動けなくて、10月以降発達障害の支援者の人や支援員さんがよく会いに来てくれたり面談の機会を作ってくれていたのですが、1月になって相談支援員さんと病院の先生とワーカーさん、発達障害の支援者さんとうちの両親の6人で話をしてくれて、父に「口を開かないで黙っていてください!」とかなりきつめに言ってくれたらしく、しばらくの間は無理に命令したり、否定や貶したり見下して来たりという事はありませんでした。
父からの声掛けが減って、少しずつ元気が出てはきていたのですが、どうしても夏になると定期的にフラッシュバックがあって、少しずつ落ち込んで苦しくなってきていたのですが、「お小遣いが増えれば少しは気も紛れるのかな」と、最近は少し無理をしてでもブログを書くようにしていました。
昨日うちにあるオーブンレンジのオーブン機能が使える事が分かったので、父が寝て深夜1時頃からクッキーを焼くことにしてみました。
小麦粉とバターや卵を混ぜて、とてもきれいに生地が出来たので平べったくクッキングシートに乗せてやくじゅんびをはじめました。
オーブンの加減がわからないので焼けるまで見ていないといけないなぁと、オーブンの前でずっと見ていたのですが、15分程経ったところで2時頃父が突然トイレに起きてきました。
オーブンは台所にあるのですが、父は起きると台所に来るので怖くて隣の部屋に移動しました。
父はコップに氷とお酒を入れて飲みはじめ、同時にタバコもすっていたのですが、レンジが動いているのを見つけると、まだ起きていた母に「(ぼくが)こんな時間にそんなものを食う気か!」と言いました。
それを聞いて一気に悲しくなってしまいました。
その後もしばらく「こんな時間に・・・」など、言わなくていい事だから言わないでくださいと言われているはずの事を言い続けて、20分程して寝に行きました。
父が怖いからこんな時間にしか台所に近付けないだけなのに。
やっと見つけたやりたい事だったのに、やっとできたことだったのに、その結果傷ついて終わりか・・・その後ずっと苦しくてしょうがありません。
いつもぼくが何かをしようとすると、まずは否定したりつぶしに来たりする人なのですが、第三者の人に入ってもらって定期的に話し合いをしてもらって、結果これかと思うと、自分が何で頑張っているのかわからなくなってしまいました。
もうオーブンレンジは使えない
ぼくは一度落ち込むことがあったりすると、その切っ掛けになったことに近づくとフラッシュバックしてしまいます。
オーブンが使える事が分かって、これから焼き菓子やパンなど色んな物を作ったりしたいなぁと思っていたのですが、うちのオーブンは怖いので多分もう近づくことは無いと思います。
精神疾患や発達障害に理解が無い人には中々わかってもらえないことが多いのですが、フラッシュバックによる急激な落ち込みやパニック発作は、考え方や気の持ちようではなくて、勝手に出てきてしまう自分では操作できないものなので、避ける事しかできません。
山を歩いていて遠くにクマが見えたら、近くではなくても避けるように行動するのに近い感覚で、「道にクマがいるのが悪いんだからクマを排除するしかない!」とはならないわけです。
父にそんなことだったり、軽く口から出る事なのですが、それで傷ついて苦しんで動けなる自分がバカらしいです。
そんな風に思いました。