雨の日のアゲハの幼虫。山椒のナミアゲハの幼虫が終齢になっていました

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雨なので気になって山椒の木に居るナミアゲハの幼虫を見に行ってみました

昨日ナミアゲハの幼虫の事を書いたのですが、今日は雨が降っているので幼虫がどうしているのか気になって観察してみました。

昨日はどの子も葉っぱの上でモソモソしていたのですが、みんな雨が当たらないように丁度いい場所を見つけて避難していました。

葉っぱの裏に居るのかと思ったら、葉っぱの下の雨が当たらない雨で揺れたりもしないいい場所を見つけて避難しています。

ちゃんと雨の日は雨の日の過ごし方があるみたいですね。

あと、昨日色が明るかったナミアゲハの幼虫が1日で綺麗に終齢幼虫に化けていたので観察してみました。

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ナミアゲハの終齢幼虫

アゲハチョウの幼虫は明るい黄緑色で、頭からにゅにゅっとオレンジの触覚を出したりしているイメージがあると思いますが、殆どの期間は鳥のフンに擬態していて黒と白でバッチい見た目をしています。

これが昨日の時点で一番大きい幼虫だったのですが、少し色は薄いながらも鳥のフンみたいな見た目でごつごつしているのがわかると思います。

しかし、今日見に行くと綺麗な緑色の終齢幼虫(もうすぐ蛹になって蝶になる)の段階に変化していました。

やっぱり子の幼虫も雨が当たらないようにいい場所を見つけて佇んでいました。

昨日までのゴツゴツして鳥のフンに擬態しているのとは全然違って、色も鮮やかできれいだしムニムニしていて可愛いです。

個人差があるので何とも言えませんが、気持ち悪く感じる人も居ると思うのですが、アゲハチョウの幼虫は刺したり噛んだりしないですし、動きもモソモソしていて怖くありません。

というか、殆ど動きません。

触ったらサラサラムニムニしていて、ネコの肉球に近い触感だと思います。

うちの家だとこういう幼虫類は父が見つけ次第捨ててしまうのですが、この子たちはちゃんと大人の蝶になれそうで一安心しました。

雨は平気みたいで良かったです。あとぴこがイモムシみたいになっていました

雨の日にわざわざ蝶の幼虫を観察する事は無かったので、雨の日はどうしているのか気になっていたのですが、ちゃんと雨の日は雨を避けて、雨の日の過ごし方をしていて感心してしまいました。

ナミアゲハの幼虫は雨をよけてじっとしているのに、ぴこさんは雨が当たる場所でイモムシ化していました。

水に濡れるのが嫌いで、顔に一滴水がかかっただけでも大慌てするのですが、なぜか雨の日は雨が当たる場所で寝ころんでいたり、こんなふうにイモムシになっている時がちょこちょこあります。

不思議です。

ナミアゲハが蝶になって飛んで行ってくれたらちょっと嬉しいのですが、上手くいくでしょうか・・・

そんな風に思いました。