蝋引き紐を使ってアクセサリーを編む
蝋引き紐とか革紐を使ってブレスレットを手作りした事を何回か書いているのだが、蝋引き紐を使ったブレスレットの編み方や作り方が知りたくてここを見に来る人が数人いたようだが、何も書いていないのが何だか申し訳ないので、私がやっている平編み(平結び)のやり方をチョチョッと書いてみようと思う。
用意するもの
基本は紐だけ!
紐は芯にするための短めの紐と、編んでいくための編み紐の2本を用意します。
今回は編み目が見やすいように色が違う紐を使おうと思います。
編み紐の方は余裕をもって芯用の紐の3倍もあれば絶対足りると思います。
紐が余るのはいいが足りないとどうにもならないので、少し余裕をもって長めに用意したほうが良いでしょう。
また、ビーズを編み込む場合は使いたいビーズを用意する。
ビーズは紐が通るサイズの物でなければいけないので注意してほしい。
編み方
今回は平編みという編み方だが、私は蝋引き紐を使った編み方は現時点でこの編み方しか知らない。
後々覚えたらメモ代わりに書き足そうと思います。
上で3色3本の紐を用意していたのだが、編み目が分かりやすいように2つを結んで1本の紐として使うので注意してください。
まずは芯にする紐を固定して、その紐を編み紐の下に通します。
赤と白の紐は一本の紐として考えてください。
次に左側の紐を芯紐の上を通して、右の編み紐の下にくぐらせます。
次に右側の紐を芯紐の下を通して、左の編み紐の上にだしていきます。
あとは、これをしっかり結ぶのですが、新紐はまっすぐまがらないように意識して結ぶと、綺麗に網目が出来ます。
次は今のとは逆の要領で
右の紐を芯紐の上を通して、左の編み紐の下に通します。
次に左の紐を芯紐の下を通して、右の編み紐の上に通します。
また同じように、芯紐がまっすぐのまま歪まないように意識して結んでいきます。
あとはこれを繰り返して編んでいきます。
ビーズを通す
次にビーズを通してみます。
今回は見やすくするために紐が太いので、紐に通るビーズがウッドビーズしかないので、ウッドビーズを通してみます。
ブレスレットやアクセサリーを編むときは、ビーズの穴と紐のサイズをしっかり確認してください。
数回編んだところで芯紐にビーズを通します。
それから、編み方の流れそのままに、全く同じように編んでいきます。
今回は左右2回セットで編んで、もう一度左から編んだ状態(2.5回編んだ状態)でビーズを通したので次は右側から編むようになります。
右側の紐を芯紐の上を通して、左の編み紐の下に通します。
そして
左側の紐を芯紐の下を通して、右の編み紐の上に通します。
ここでも、芯紐がまっすぐ曲がらない事を意識しながら、しっかり結んで編み目を作ります。
こんな風にビーズをはさみながら、同じ流れで編んでいくだけです。
完成と紐の処理
今回は説明するために作ったのでかなり短めですが、とりあえず完成したらこんな感じになります。
右が編み初めで左が編み終わりになります。
編み終わりの処理にはいくつかパターンがあるのですが、今回は紐が太いので、蝋引き紐ならではの処理の仕方で、編み終わりの紐の処理をしました。
編み終わった紐を短めに切って、ライターで蝋が解けるように軽く温めて、蝋を溶かして小さ目の玉にして、紐を抜けないようにする。
因みに、炙ると燃えるので火を近づけすぎないように注意してください。
今回は蝋引きするような紐ではないので見た目が悪いが、蝋が固まっているのでもう抜けないようになっています。
ちゃんと細い蝋引き紐でやれば、先が可愛く玉になって膨らむので、玉止めの容量で紐が抜けないので、紐の処理終了です。
最後の編み目がゆるいと紐が抜けてしまう可能性があるので、しっかり編むようにしてください。
もうひとつの紐の処理は、編み目の裏側に紐を通して隠すものなのですが、紐が細くてゆったりしている編み方だったりしたら、その方法でも良いと思う。
最後に
今回は編み方の説明だったので、文章の書き方が普通です。
自分でもわかる事を意識して写真を用意して説明を書いたのだが、分かりにくかったら申し訳ない。
編み目が分かりやすいように紐の色を変えたりして見たが、分かってもらえたでしょうか?
編み方はシンプルで覚えやすいし、応用すると編み目が綺麗で見た目も良いと思う。
革紐とウッドビーズでナチュラルなブレスレットを作ってみた に書いたのだが、蝋引き紐ではなく革紐で編んでもカッコイイと思う。
ブレスレットを作るのは楽しいので、これをきっかけに仲間が増えると嬉しいと思う。