以前の蝋引き紐の記事
以前 ブレスレット用に蝋引き紐を作る っていう記事をかいたのだが、結構人が読みに来ているみたいで、適当な蝋引きでは申し訳ないので、ちゃんとした蝋引き紐の作り方を乗せてみることにした。
用意するもの
とりあえず用意する材料は
- 紐
- ロウ
- アイロン
- ロウを通さずアイロンで熱しても平気なクッキングシートなど
で良いと思う。
蝋は普通の蝋燭でも良いが普通の蝋燭は表面が白くなるので、それが嫌なら蜜蝋が良いかもしれない。
蜜蝋は独特の風合いが出て見た目は良い。
ただ、蝋に色があるので色が変わるのが嫌なら普通の蝋燭が良いかもしれない。
蝋引き紐の作り方
今回私は普通の蝋燭とサランラップを使って蝋引き紐を作ったが、サランラップは耐熱性があまりなく縮むので、直接アイロンにあてたりしない事。
出来ればサランラップよりクッキーを作る時などに使うクッキングシートなどが良いと思う。
今回用意したのはこんな感じ。
見やすいように太いリネンの紐を使っているが、普通はこんな編み物用の紐は蝋引きしないと思う。
まず蝋を垂らしてコーティングする場合は蝋燭に火をつけて程よい感じに蝋を垂らします。
普通の手芸やブレスレット作りに使う余り太くない紐なら、このように蝋を垂らしてから、蝋をなじませるように軽くクシュクシュ揉めばあまり蝋を垂らさなくても全体に万遍なく染み込ませられると思う。
今回は紐が2㎜と太かったので、砕いた蝋を紐の周りに置いて、ティッシュを置いてアイロンで蝋を溶かした。
しっかり蝋を染み込ませてから、やけどしないように気を付けてなじませる。
ここから蝋が固まるまでしばらく待って次の作業に入る。
このままだと、紐の表面に不要な蝋が残っていたり紐自体が硬くて使えないので、蝋を使って何度かしごいて表面の不要な蝋を落として紐を柔らかくする。
蝋を乾かしてすぐだとこんな感じで柔らかい針金のような感じになっている。
紐をしごくのはロウソクを溶かしたならロウソクで、蜜蝋を溶かしたなら蜜蝋の固まりで軽く滑らせるようにするといい。
この時表面についている蝋がかなり落ちるので、下に何か敷いておくことを忘れないように。
全体を何度かしごくと、いらない蝋が落ちて表面が滑らかに柔らかくなって、少しつやが出てくるので、そうすれば出来上がりだ。
まとめと感想
蝋引き自体はご覧の通り簡単だと思う。
しかし、アイロンだったり火を使うのは危ないので、やけどには注意してほしい。
紐とロウさえあれば簡単に蝋引き紐は作れるので、ブレスレットやアクセサリーを趣味で手作りする場合、買うより遥かに安上がりで済むし一度チャレンジしてみても良いと思う。
コメント
ねじり編みのブレスレット作りを探しててこちらに来ました。
すごく誠実で面白いブログで読んでいて楽しいです。
自分で蠟引き紐が作れるなんて知りませんでした。
説明も文章だけでも親切丁寧でよくわかります。
ギターのところも興味深く、面白いのでずっと読んでしまいました。
ブログのお手本にしたいくらいです。
これからやってみたいので。でもめんどくさがりだからやらないと
思うけど。失礼、よけいでしたね
では、またよらせてもらいます。
あちゃ
ありがとうございます。
ぼくは文章を書くのは下手だし客観的に見られないので、中々上手く書けないですが、そういってもらえると凄くうれしいです^^
とても励みになります!
蝋引き紐は製品を買うに越したことはないのですが、自分好みの色や太さの紐が無い事が多いですし、自分で作ればお安くすみますね。
こだわりが無ければ、自分で作っちゃった方が都合がいいかもしれないです。
ブログは無料の所なら始めるのにお金もかからないですし、やってみて楽しくなかったり飽きちゃったらやめても良いと思います。
楽しかったら続けてみて、楽しい趣味が一つ増えた!位に思えば良いと思いますよ。