ボトルアクアリウムの流木
ボトルアクアリウムに流木を入れると、生体(魚や貝・エビなど)の隠れ家にもなるし、何といっても見ごたえがあってとてもきれいになる。
しかし、ぼくには少しお高いので自分で拾いに行ってみた。
ボトルアクアリウム用の流木は、ホームセンターやペットショップにいろんな形やサイズの物が売られている。
細い木の枝のような形の物から、置いておくだけで心が癒されるような趣のある風化した木の根まで、素敵な流木が手軽に手に入る。
でも、一つが安くても400~なのでぼくには買えたものではなかった。
調べてみると、手間と時間はかかるけど、拾ってきた流木でもボトルアクアリウムに入れる事は可能だと解った。
しっかり処理すれば水や生態にも影響は特にない見たいなので、とりあえず拾いに行ってみた。
高梁川の河原
一人では広い場所は怖いので、なんだかんだと理由を並べてシルバーウィークの始まりに親に車で連れて行ってもらった。
一面に広がる彼岸花
着いてみると、一番最初に目に入ったのは一面に広がる彼岸花だった。
高梁川の河原には、整備されていて人工物しかない場所と、木や花がたくさん生えている場所がある。
今回は流木を拾いに行ったので、自然が広がっている場所に行ったけど、車から降りてすぐの場所に写真のように彼岸花が群生して咲いていて、その少し先には影になった場所に浮草と船が浮いていた。
すぐ後ろには土手があって、その後ろにはショッピングモールがあったり車がブンブン走っているけど、なんだか別世界に来たような気持ちになった。
なにか素敵な出会いと事件でも起こりそうな感じだったけど、特に無く、流木拾いに進んだ。
流木を探す
川岸についてみると、いつもなら綺麗な石がゴロゴロ転がっている河原が、一面灰色に染まっていた。
大雨が降ったので、その時に水が増えて石が泥をかぶったのか灰色になっていた。
そのせいかわからないけど流木が全然見つからないで、しばらく周りをうろうろして流木を捜索。
かなり水が増えたみたいで、流れ着いていた流木や小さな流木は全部流されてしまったようだったのですが、諦めきれずに川岸のかなりきわまで探してみたら、川岸の木の根に絡まった流木を見つけました。
選べるほど流木が無かったので、とりあえずその絡まった流木をノコギリで切って、持ち飼えることにして、もう少し捜索して近くでもう一つ流木を見つけたので、それも持ち帰ってみました。
成果
持って帰ったものはイメージしていた物とは違ったけど、とりあえず高梁川の河川敷を30分程ウロウロしていれば、流木を拾えることがわかった。
この中から使えそうなものを探して、表面を綺麗に洗ったり、煮沸して殺菌とアク抜きをしてみる。
使えるものがあるかどうかが問題だけど、変な物を入れてボトルアクアリウムの水質が悪化したりするといけないから、じっくり時間をかけて流木を作ろうと思う。
流木は意外に身近で拾えるので、興味があれば川岸をうろうろしてみるのも良いと思いますよ。