作業所(事業所)を選ぶ時のポイント。見学に行くときの注意点

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作業所選びでは思い切って質問してみたほうが良いですよ

作業所に通う前に、一度見学に行くと思います。
その時に、難しいかもしれないけど、自分が気になる事や出来ない事等はしっかり聞いた方が良いです。

最初に自分が気になる事や、自分が出来ない事等を伝えられずに、勢いで作業所に通う事になると、後々それがストレスになって辛くなってしまう人が多いです。

最近作業所の選び方や見学に緊張していたり、不安だったりして、このブログにたどり着く人が多いように感じました

なのでそうならないように、ぼくが経験した中で、作業所選びと見学時に大切だと思う事を書いてみます。

文字だけでだらだら書いてしまうと思うので、目次から気になる所だけでも読んでみてください。

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なんで自分の意見を伝える事が大事なのか。ぼくの経験

ぼくが作業所に初めて通ったのは大体7年くらい前でした。

病院やハローワークでお話していた担当さんたちに言われて、流れでB型作業所の見学に行くことになって、そのまま勢いで登録してその作業所に通う事になりました。

しかし、このB型作業所は2か月ほどで通わなくなってしまいました。

理由はいくつかあるのですが、ざっくり分けると

  • 無理をして通っていたけどうつの悪化等で耐えられなくなった
  • 思っていたのと何だか違う

の2つに分かれます。

凄く適当に見えますが、ステップアップ以外の理由で作業所を辞めてしまう理由は大体この2つだと思います。

ぼくの場合、「登録してお金ももらっているんだから無理をしてでも通わないと!」と思って、無理をして通い続けた結果、その作業所がパニック発作の引き金になる場所になってしまいました。

作業所は、通う事で自分のプラスになるように使わないと行けないと思うのですが、無理をして病状が悪化しては元も子もないですよね。

さらに、作業所を辞めてしまった事で、「続けられなかった」とか、「辞めてしまった」っていう事柄自体が、「作業所に続けて通うことも出来なかった、自分はダメなんだ、ぼくには何もできない・・・」っていう、悪いスイッチを入れてしまって、それからしばらく鬱も悪化したし、家から全く出られなくなってしまいました。

ぼくの周りにも、無理をしてしまった結果作業所を辞めてしまった人が何人かいます。

そうならないように、ぼくが今2年半ほど通っている作業所の見学に行った時に、職員さんに聞いたことと伝えたことなど書いてみます。

聞いておいた方が良い事・伝えておいた方が良い事

人それぞれダメな事等違うと思うので、少し抽象的になってしまいますが、参考にしてみてください。

まず、作業所の職員さんは殆どが当事者ではありません。
気持ちを解ってくれようとしてくれる人が居たり、分かる気が無い人も居たりしますし、そもそも当事者の苦しさは、はっきり言って理解してもらえないと思っておくのが良いでしょう。

自分が何故作業所に通うのかハッキリさせた方が良いですよ

A型とB型作業所の場合、「一般就労に向けてのならし作業だよ」という感覚の作業所が多いので、基本的には「なるべく作業所に出所しましょう」という方向で接してくるので、それで圧迫感を感じてしまう事があるとおもいます。

そんなの全然平気だよ!
っていう人ならいいのですが、特にB型作業所にはじめて通う人の場合、就職に向けて云々より、いまはずっと家に居るから「家から外に出る練習」だったり、「行ける場所を探している」という人の方が多いでしょう。

そんな状況で、「来られるならなるべく毎日来ましょう」みたいな事を言われると、凄くプレッシャーを感じてしまいますよね?

なので、見学の時に「自分がどのくらいのペースで来たいと考えているか」と、「調子が悪くなったときに作業所をどうするか」っていう事だけは伝えて置いた方が良いです。

ぼくの場合、

  • 来られるときに来る
  • 無理して毎日来るつもりは無い
  • 時間は自分の調子次第で朝だったり、昼だったり
  • 来られる場所として探しているけど、現在就職を考える余裕はない

っていう事はハッキリ伝えました。

無茶苦茶な条件に見えるかも知れませんが、しっかり作業所に通うために、自分に最大限甘い条件を付けておくのが良いです。

今は、これにプラスして

  • 一応毎週金曜日は来るという事にしておく
  • 来られない場合はメールで連絡
  • 作業所に来ても辛い時は作業しない

っていうのもプラスされています。

ぼくは電話が怖くてかけられないので、連絡は短めのメールでするようにしています。

向こうが受け入れてくれるかどうかは別として、無理せず通うために、自分がなぜ作業所を利用したいのかっていう事と、通うペースや作業については伝えておいた方がいいです。

話すのが苦手なら、小さな紙に箇条書きにしても良いと思います。

まずそんなことはないと思いますが、伝えてみて、あまりにも自分に無理な条件を出されたら、さっさと諦めて次を探すのも良いと思います。

なぜ自分が作業所に通うのかよく考えてみると、作業所に通うペースだったり、自分が作業所を選ぶ条件等も見えてくると思います。
作業所を選ぶのも通うか通わないか決めるのも、自分なんだよってしっかり意識しておきましょう。

あとは、B型作業所でも、ノルマの関係で強制的に招集します!っていう所がたまーにあるので、それも聞いておいた方が良いかもしれません。

まとめ

上手く書けた気がしないのですが、参考になるでしょうか。

作業所に見学に行くことって凄く緊張したり、初めての環境や知らない人ばかりで怖かったりすると思います。

でも、通うために見学に行くなら、自分が通うために最低限必要な事は伝えておいた方が良いです。

話すのが怖ければ紙に書いて渡したり、一緒に見学に行ってくれる人に伝えておくのも良いと思います。

嫌な事出来ない事を無理にする必要はないんだから、自分にとってマイナスになってしまうようなことは、出来るだけ伝えてみてください。

それを伝えたことで、職員の人が「無理をする必要はないんだよ」って伝えてくれたり、「ここなら通ってみても良いかも・・・」って思えるかもしれませんよ。

上手くまとまった気は全然しないので、気になる事等あればブログかツイッターにコメント下さい。

答えられる範囲で頑張って答えますよ。

そんな感じでした。