またハエトリグモを捕まえる
さっき捕まえたアオオビハエトリを逃がしに庭に出て、夕方だからか涼しかったので、もう一度ビーティング(草木ガサガサ)でハエトリグモを探してみました。
小さなハエトリグモが続いたのですが、今回は5~6ミリほどの大きさのハエトリグモを捕まえました。
種類の判別が難しい感じの特徴が見つけにくい柄のハエトリグモだったので、じっくり観察してみました。
なんだろう?イナズマハエトリのメスっぽいハエトリグモ
とりあえず捕まえたものはこんな感じのクモでした。
全体的に灰色っぽくて触肢(口の所から出ているもの)は白い毛でモサモサです。
大きくてまん丸なお目目が付いているので、ハエトリグモであることは間違いなさそうです。
ただ、模様があまり特徴的ではないので種類の判別が凄く難しいです。
サイズは先ほど書いた様に5ミリ強で、腹部のもようはこんな感じ。
灰色の中に黒いような茶色いような部分が幾つかあります。
あとは、光の当たり方で少し薄く緑色に輝きます。
また、頭の縁に線が入っています。
似た模様の物は幾つかいるのですが、その中でサイズが合うもので、うちの庭で見つかりそうなものはイナズマハエトリのメスくらいしか見当たりませんでした。
イナズマハエトリのメスは模様に個体差があるようで、あっているかはっきりしません。
ただ、他にこのサイズでこの模様のハエトリグモは見つかりませんでした。
イナズマハエトリであってるのかな・・・
ハエトリグモ探しと種類の判別
ハエトリグモを探すのと、種類の判別をするのがとても楽しいです。
勉強と違って、ハエトリグモの種類があっても誰も褒めてはくれないし、そもそもハエトリグモを探しても特に良い事があるわけではないのですが・・・
庭から出ずに探せることと、今までこんなに色んな種類、色んな模様のハエトリグモが居る事を知らなかったので、身近な発見が新鮮で楽しく感じているようです。
アオオビハエトリに出会ってからは、こんなに美しいハエトリグモがいるんだなぁって、もっといろんなハエトリグモを見てみたいと思うようになりました。
ぼくを含めてクモ自体嫌いな人も多いと思のでおススメはしませんが、見つけたら観察してみると楽しいかもしれません。
・・・いくら探してもアダンソンハエトリに出会えません。
すごくポピュラーなハエトリグモらしいのですが、我が家には居ないのかな・・・
あとは、落ち葉の中に隠れているハエトリグモなんかもいるみたいなので、一度重装備で探せたらなぁと思いました。
そんな感じでした。