「あなたが変わるまで待つ」という言葉には優しさの欠片も無い

スポンサーリンク

本当に相手が変わるまで待つの?

昔付き合ってもいない異性に、「あなたが変わるまで待つ!」と言っていた人が居たが、そんな無責任で自分勝手で優しさの欠片も無い言葉は無いと思う。

この「あなたが変わるまで待つ」という言葉に込められた思いは、「あなたが(私が思うように)変わるまで待つ」という事だった。

言った本人は優しい言葉のつもりで使ったみたいで全く意識していなかったが、後にその言葉を使った人は他に相手を見つけて、待つと伝えた相手に「付き合う人が出来たからもう連絡しないでくれ」と伝えた。

待ってもいないし、そもそも人がそんなに簡単に変わるわけはない。

しかも、あなたが変わるまで待つとは言っているけど、これを言った本人は変わるつもりが無い。
自分が変わる事ができない・変わる気が無いのに、相手の意識や考え方を変えられるわけが無い。

相手に対して待ちますよといえば優しいように聞こえるけど、こんなに無責任で自分勝手な言葉は無い。

ぼくはずっと引きこもっていて働くことも出来ていない。
これは僕が変わる事ができていないからだと思う。

人は変われるものなのかもしれないけど、変わろうと思って即座に変われる人間はいない。

ぼく自身は人は本質的には変わらないものだと思っているから、よけい強く拒否感を感じたのかもしれない。

本当に相手の事を思っているなら、「変わるまで待つ」なんていう言葉じゃなくて、「一緒に変わっていこう」と言ったり、相手を支えようとすると思う。

自分は今のまま変わらず相手には都合よく変わってほしいなんて、そんな自分勝手な言葉は使わない方が良いと思う。

それでも「あなたが変わるまで待つ」というなら、一生を捧げる覚悟をしてから使うといいと思う。

人の考えや何が正しいのかなんて知らないし人に優しくも出来ないけど、自分に都合がいいように周りを変えようとは思わない。

ぼくはそんな人。


スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. わたなべ より:

    おっしゃる通りですね。
    あなたが変わるまで待つって…待ってないで一緒に折り合いつけていこうぜって思いますね。

    あと、親が子供に言う「いい子」や飼い主が犬に言う「いい子」も「自分にとって都合のいい子」って場合が多い気がします。
    なんだかな〜と思います。