蝋引き紐とビーズのブレスレットのデザインを考える。蝋引きを活かすのが難しい

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シンプルなまま蝋引き紐の良さも残すのが難しい・・

ちょっと前に蝋引き紐と天然石のビーズを使ったシンプルなブレスレットを作ったのですが、それだとシンプル過ぎると言われてしまったので、色々デザインを考えてみました。

あんまりゴチャゴチャビーズを並べたり編み過ぎると、折角の蝋引き紐の良さが無くなってしまうので、出来るだけシンプルにしたいのですが、意見を聞いた女性によると、どこから見てもビーズがあるようにビーズを間隔を空けて3つ並べてほしいとのことでした。

そういった意見も取り入れつつ試してみたので書いてみます。

試作と蝋引き紐の難しさ

蝋引き紐の良さって、蝋引き紐自体が持つ風合いだったり、紐なのに芯がある事とか色々あると思うのですが、他の紐でもいいならわざわざ蝋引き紐で作らなくても良いですよね。

蝋引き紐にも細いものや太いものがあります。
太いものだったら、編みやすさとかある程度太い紐なのに針を使わずにビーズを通せることだったり、太いものの良さがあると思います。

今回細い蝋引き紐を買ったのは、細い綿の紐等では出せない細いのに芯がある紐の良さとか、紐だけで成り立つデザインを出したかったからです。

綿の紐では上の写真のように芯はありません。

ビーズが通った時にも普通の紐だとぺローンと垂れてしまうのですが、蝋引きだと重力に負けてしまう事はありません。

そういった事を頭の端に置いといてください。

最初に試作してみたものは天然石のビーズを3つ並べたものです。

これだとつけた状態でどの位置からもビーズが見えます。

でも、これだと、主役はビーズで、紐が蝋引きだろうと何だろうと割とどうでも良いですよね・・・
せっかく留めに使っているビーズも、両脇のビーズと喧嘩します。

なんだかビーズにばかり目が行くので、この案はダメダメでした。

次に試作してみたのが、ビーズの数も配置も変えずに中央のビーズの周りを少し編んでみたものです。

これだと、どこから見てもただ紐が並んでいるだけという事は無くなります。

左の物は前に作ったものと同じで、9ピンにビーズを通して中央に置いています。
ただ紐に通すとシンプル過ぎるのですが、ビーズサイドの9ピンと紐を止めているつぶし玉がアクセントになっていると思います。

横から見ても留めのビーズがチラついて可愛いです。

中央を編んではいるのですが、シンプルにまとまっている気がします。
大体の作り方は前のと同じです。

次に写真の右側の物。

これは思いっきり編んでみたのですが、やっぱりこれなら普通の麻紐とかで良い気がしますね。

ただ、9ピンもつぶし玉も使わないので、金属にアレルギーがある人でもつけられるかなぁと思って作りました。

後ろまで編み切ってしまうと本当に蝋引きな意味が無いので、半分は残してみました。
なんだか、これもあんまりよくない気がする。

編む幅を狭くすると後ろのスカスカ感が目立つし、バランスが難しいです。

どうやったらシンプルでカワイイブレスレットが作れるのかな・・・

調べてみると、ぼくの行動範囲内で作ったものを委託販売してくれる所が2か所ほどあるみたいです。

売れなくても、ちゃんとしたものが作れるようになったら、そういうお店に並べてもらいたいなぁと思って、最近ちょこちょこ頑張っています。

人と同じ物は簡単に作れるけど、それならぼくのより本家を買った方が絶対いいと思うので、わざわざ売ってもらおうとも思えません。

どうやったら独創的な発想って出てくるんでしょうね・・・

ぼくにオリジナリティがある物を作る力かちょっとの自信があれば、さっさと持ち込みしたんですけど、どっちも欠けているのでしばらく色々作ってみます。

いい案などあったら教えてもらえると嬉しいです。

そんな感じでした。

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